BZ Mission Trip Report 4
4月19日 クワクフ BANZAI 命のエールコンサート
いよいよウクライナから逃れてきたユダヤ系ウクライナ人の方達へのコンサートです!
この日、ワルシャワ・ゲットー蜂起80周年でもあります。ワルシャワの強制地区に集められたユダヤ人が初めて武器を持って戦いを始めた日です。初日は勝利しましたが、その後は武器も尽き1ヶ月と持たずにドイツ軍に制圧されてしまいました。
映画「戦場のピアニスト」はまさに、このワルシャワゲットー蜂起が舞台として描かれています。
悲劇を忘れないために、黄色スイレンの花を衣装につけ、コンサートに立ちました。上がパカっと花のように開きます→
コンサート会場は、日本美術技術博物館“マンガ”館 Manggah
日本の文化を伝える役目をしている博物館らしく、別室で書道を習っているポーランド人の方々、発見!
今回のコンサートを企画してくれたジャムラーバンドの皆さん。ジャズアレンジされたイスラエル音楽で、旅の疲れを休ませてくれました。
ジャムラーバンドのリーダー、イレクさんはクリスチャンで、今回の主催者であり、私たちのクワイア名
「Inochi Banzai Choir /命バンザイクワイア」の名付け親です。
感動で泣きすぎ後のすっぴん顔の私(汗)
4曲のヘブル語、1曲の日本語を賛美。
最後、イスラエル国家「ハティクバ」を歌った瞬間、会場のみなさんが総立ち。
自分の国で、ろくに国家を歌ったことのない私たち日本人は正直、驚きました。
観客の皆さんは、戦争によってウクライナから避難してきた人たちです。
自分の家を、財産を捨てなければならなかった。故郷を離れ、中には家族と離れ離れになった人もいます。
どれだけの辛い、苦しい思いをしていることでしょう。
しかし、今に始まったことではない。ユダヤ人ははるか昔から迫害され続けています。
それでも、神からの祝福を世界に与え続ける人たち。彼らの存在を主に感謝しました。
ファイナルはオセ シャロームを出演者全員で!
そして、実はここからが本番だったのではないでしょうか?
私たちは心込めて折った鶴を参加者の一人一人に手渡しました。あちらこちらで撮影大会が始まり、、、
また、歌が始まり、円になってダンスが止まらない!
これぞユダヤ人スピリット!
鳴り止まない讃美!
指を怪我していた私ですが、輪の中に入って踊らずにいられなかった。
憂いの心のかわりに賛美の外套を着て踊る、そんな夜でした。
今回のツアーの意味とは、、、
踏み出して、来てみて、やっと日に日に分かっていくような。
まるで塗り絵のように、どんどん色が足されていくような。そんな日々を過ごしていました。
翌日、いよいよイスラエルへ移動の朝。スタンさん、イレクさんを交えてお別れ会&感謝礼拝。感動の涙が止まらない。
長い間、日本のたくさんの方がイスラエルのために、そしてこのツアーのために、祈り、サポートしてくださった。その祈りが実となりました。
平和と愛、そして勇気と力、一致の実です。
日本にいるみなさんの心は、私たち共にポーランドにありました。
感謝します。
コンサートのダイジェスト映像はこちら!
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